ブックタイトルナカムラ 遊具カタログ 6507 キッズ コレクション
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ナカムラ 遊具カタログ 6507 キッズ コレクション
1 規準対象とする遊具・ 対象外の遊具対象とする遊具…・都市公園の遊具 ・幼稚園や保育所、小学校( 特別支 援学校の幼稚部、小学部を含む) ・児童館 ・その他公共の遊び場や広場の遊具対象としない遊具…・遊園地や商業施設の遊具 ・冒険遊び場の遊具 ・フィールドアスレチックコース ・スポーツ施設 ・家庭用の遊具 ・水遊び場の遊具 ・大人を対象とした遊具 ・障害を持つ子供のための遊具2 対象とする利用者と年齢区分利用者層…3歳から12歳の幼児および児童とし、こ のうち3歳から6歳までの幼児は、保護者 の監督の元で遊ぶことを原則とします。年齢区分…子供は年齢により体格や体力のみならず事 故の回避能力にも大きな差が生じることか ら、以下のような年齢区分を設けています。 ・3歳から6歳(幼児用遊具) ・6歳から12歳(児童用遊具) ・3歳から12歳(幼児・児童共用遊具)各遊具あるいは遊び場の一定の区域には対象年齢の表示をしなければなりません。3 リスクとハザードリスク…遊びの楽しみの要素であり、冒険や挑戦の対 象となる危険性のことです。小さなリスクへ の対応を学ぶことで、経験的に危険を予測し 事故を回避できるようになるため、子供の発 達にとって必要なものです。 (例:ウオールクライマーを登る…落下のリ スクを予知しながら、落ちないように登る)ハザード…冒険や挑戦とは無関係に事故を発生させる 恐れのある危険性や、子供が予測・対処不 可能な危険性のことで、出来る限り取り除 かなければなりません。 (例:突起物によるケガ、首が挟まって抜 けないような隙間など)4 安全な遊び場の計画のために幼児と児童とでは、運動能力や危険回避能力が大きく異なり、遊具によって共有して遊べるものとそうでないものがあります。能力に適さない遊具の利用による事故や衝突事故を避けるため、幼児用遊具と児童用遊具との混在を避け、エリア分けを行うことが望ましいとされています。遊具の安全に関する規準JPFA-SP-S:2014 についてここでは、規準の主要な部分を抜粋して解説しています。全てを網羅したものではありませんが、規準の理解の一助としてお役立て下さい。尚、ご不明点等ありましたらご連絡ください。※「遊具の安全に関する規準JPFA-SP-S:2014」は(一社)日本公園施設業協会の本部にて販売しております。234